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  宅配クリーニング店の選び方

宅配クリーニング店の選び方

クリーニング店を選ぶ時の基準は何ですか?
家の近くにあるから、価格が安いから、仕上がりが早いから
このような理由をあげる方は多いと思います。

クリーニング店は、お店により価格もサービスも違います。
本当に良いお店はお客様にもお預かりする衣類にも環境にもやさしいお店です。
お店の方針、接客態度、技術など、本当に信頼できるサービスを行っているお店を選びましょう。
良いお店を上手に利用する、そんなお店の選び方をご紹介します。 

クリーニングの店舗数は全体的に減少傾向にあります。
そんな中他のサービス業とは少し異なり、町にある店舗数は非常に多いのが、クリーニングというサービス業の大きな特徴です。

クリーニング店を利用するときに、一番大切なことは受付でのやりとりです。
お客様と直接対応する店員に、衣類やクリーニング知識がないと困ります。
こちらが伝えたいことを的確にわかってくれ、説明してくれなければ困りますよね。
受付でお客様から、衣類の特徴、汚れやシミの箇所・状態を聞き出し、最適なクリーニング方法をお客様にとともに共有し、実際に汚れやシミを落とす作業をする工場等に的確に伝えなければなりません。
最低限の繊維の知識や、自分のお店のクリーニング処理方法がわからないような店員が受付にいるお店は避けたいお店です。

クリーニング店の中でも、スーパーや商店街の省スペースを利用して、品物の受け渡しのみを行うお店を「取次店」といいます。

色々な場所に、クリーニングする品物を預けられる店があるということは、消費者にとってはとても便利なことです。ですが、肝心の大事な衣類を預ける店員さんは、衣類の状態など事前のチェックをお客様と一緒に行ってくれているか確認してみてください。

取次店では、たくさんのメリットもありますが、クリーニングで非常に重要視されるカウンターチェックが徹底されていないということもみられます。の原因は、アルバイトやパートを雇用することが多く、専門知識がないまま店頭業務をしていることです。
これは業界内でも今後の大きな課題となっています。

その一方、「自家洗い」と呼ばれる、預けたお店の中でクリーニングを行っているお店は、家族で仕事を行っていることが多く、長年の知識と経験がある人がカウンターチェックを行っていることが多いのです。


業者は、「ドライクリーニング」「ランドリー」「ウエットクリーニング」の基本的な3通りの洗い方の中で、各店が技術の向上に努力をしています。
そして、スタッフの教育など接客業としてのサービス向上につながる努力もしています。
しかしその熱意の違いにより、各お店の作業技術や接客態度などのサービス面に格差がついてきてしまっているのも事実なのです。

要するに、どこにコストをかけるかによりクリーニング料金の差が出てくるのです。
例えば、溶剤管理か、しみ抜きの特殊技術の習得か、カウンター業務に力をいれるのか、環境保全に努めるか、などです。
そのため、クリーニング料金が極端に安いということは、本来なすべき作業を単純化し、作業に費やすコストを最小限に留めた結果の低料金であることが考えられます。

この事を充分考えたうえでお店を選びましょう。


クリーニング技術の高さを見極めるのは難しいことですが、ワイシャツのような簡単な物から何度か出してみて、技術の程度をチェックするといいでしょう。ワイシャツの仕上げが上手なお店というのは、技術の高いお店ということになるので、大事な衣類や高級品も安心して任せられるお店であることが多いのです。
なぜなら、このワイシャツの仕上げは、クリーニング師試験の実技試験でも行なう基本的な仕上げ技術です。このように初心を忘れず、またワイシャツ仕上げへの追求も怠らないということは、職人としての技術向上に力を入れている証拠と思って間違いないです。

このような探究心のある職人さんがいるお店では、ちょっと無理かなと思うような物でもすぐ断るようなことはせず、日頃行っている技術の習得により、お客様の気持ちを第一にまじめに取り組んでくれるお店だと思います。

クリーニング店を利用した時に、お店側からは「お客から品物を預かりました」と、お客様は「お店に品物を預けました」と契約がかわされます。
この契約の証明が「預かり伝票」となり、この契約を証明する手掛かりとなります。
しかし一部の店舗になかには、この「預かり伝票」を発行せず、口頭のみで受付業務を行っている店舗もあるとのことです。
これはトラブルの原因につながることなので、「預かり伝票」を発行する店舗を利用した方が安心といえます。


時代が変わり、携帯電話で注文を受ける「無店舗のクリーニング取次業者」というのがこの数年で増えてきているようです。
電話一本でという便利なサービスですが、利便性ばかりを追求する消費者を騙すという悪徳業者もいるようで、「衣服を引き取りに来たまま返ってこない」「連絡が取れない」などといった事例も多発しているようです。

このような悪質なトラブルや、一般的なクリーニングトラブルに対処するため、平成16年4月16日に「クリーニング業法」の一部改正案が国会で成立公布され、同年10月1日から施行さされたのです。


クリちゃんマーク LDマーク Sマーク を知っていますか?

「クリちゃんマーク」
東京都内の組合加盟店を表すシンボルマーク。
1都4県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県)の組合加盟店で使用され、お客様が組合店を探す際の、目印となるマークです。
クリーニングトラブルが発生した場合「クリーニング事故賠償基準」に基づいた対応でトラブルの処理にあたる。

「LDマーク」
全国クリーニング生活衛生同業組合連合会が作成した、47都道府県共通の組合加盟店を表すマーク。
組合に加盟している「LDマーク」店は、ファッションの多様化による新しい素材や加工などに応じた「プロの洗い技術」で、お客様に質の高いサービスを提供するよう心がけ、万が一、クリーニングトラブルが発生した場合は、「クリーニング事故賠償基準」に基づいた対応でトラブルの処理にあたる。

「Sマーク」
厚生労働大臣の認可を受けて設定されている標準営業約款制度に登録されている店舗のマーク。Sマークは「Safety=安心であること」「Sanitation=清潔であること」「Standard=確かな技術であること」を表し、登録には様々な基準があるので、お客様がお店を選ぶ際の目印として非常に役立つ。

◆このようなマークなども参考にしてよりよいクリーニング店をえら選びましょう!